マジョルカ国際通信のバックナンバー
第5シーズン
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国際

【号外】聚慎島が帝國化

帝國化宣言を発表した聚慎島は、T.5400、ターン杯を獲得し、
歴史上2番目となる帝國がついに完成した。
同時にシーズンポイントランクで首位を行く極北島を逆転し、
聚慎島の今シーズンタイトル獲得もまた、ほぼ確定した。

今回の帝國化に関しては、敵が存在しない状況、
言い換えれば対立陣営のム〜同盟、さらには首位争いをしていた
極北島・ぱられる島までもが「投了」した形で、
T.1900のN島による初代帝國完成時と同様、争いのない帝國化となった。

こうした情勢においての帝國化ゆえか、帝國完成した現在も
各国政府は大きな反応を見せることはなく、帝國完成の祝福ムードが
高まっているとはいえないようだ。
本紙では号外として発表しているこのニュースも、他紙においては号外が出されることはなく
朝刊1面に掲載される程度である。

その一方で、ラ・マジョルカ国内における新左翼系団体の発行する「Estrella Roja」では、
聚慎島の帝國完成を1〜3面に渡って報じ、聚慎島の帝國化を厳しく非難するとともに
M.E.B.に所属する極北島を筆頭に、ぱられる島、はくれえ島を名指しで「戦犯」と呼ぶなど
激しい論調で報じている。
同組織は過去における帝國化戦争においてもテロ行為等の準備を行ったとして、
マジョルカ当局およびエコーズ公安当局に構成員が逮捕される事件も起こっており、
公安当局は警戒を続けている。

新たな帝國の誕生とともに新シーズンの開幕を迎えることとなったが、
世界に君臨する帝國はこれから世界をどう動かすのかが注目される。

聚慎島が帝國化宣言

有史以来初となる5連続ターン杯獲得を達成した聚慎島が、T.5311、帝國化宣言を発表した。今回の帝國化の構図においては、総合順位1-2-3-4位がM.E.B.同盟国の独占状態にあり、また長きにわたってM.E.B.同盟と対立していたム〜さん同盟を率いていたエコーズact3島は先日その歴史に終焉を迎えており、ム〜同盟現盟主である自由民主島も聚慎島の帝國化を支持する声明を発表するなど、はやくもT.1900のN島以来となる帝國誕生ムードが漂っている。

ム〜同盟が聚慎島の帝國化を支持したことについても、たとえム〜同盟が帝國化を阻止しようと戦争に挑んだとしても、結果は明らかであることからそうした判断に至ったことは容易に推測できよう。
したがってム〜同盟も聚慎島の帝國化を受け入れる以外の選択肢はないと思われ、同島の帝國化はほぼ確実に成功すると見られる。

もし、聚慎島が帝國化に失敗することがあるとするならば、それはこれまで同島と共に緊密な同盟関係を築いてきた覇権国、極北島・ぱられる島による裏切りが起こったときだろう。しかし、MEB同盟の前身である旧MB同盟の原加盟島である3島は、これまで歴史上利害を対立させた行動を取ったことはおろか、BRイベントにおいても非協力的な行動を見せたことは一度もなく、この固い結束が解かれることはまずありえないと見られる。

第5シーズンもまもなくフィナーレを迎え、新しい帝國の誕生と共に新しい時代の幕が開けることになるのか、注目が集まる。
帝國の成否が決定するT.5400は2009年5月13日午前零時。

周辺海域に各島が進出開始

周辺海域の資源開発を巡って、各島が挙って周辺海域への進出を開始した。
特に積極的なのはム〜同盟の各島で、旧エコーズ島から採掘されるレアメタル資源の全面獲得を狙っている。
一方でMEBに所属するはくれえ島なども、同島の資源の獲得を計画していると見られ、ム〜同盟との間で軋轢が生じる可能性が高まっており、予断を許さない状態である。
同島の資源については、MAGI講和条約によって利権の半分をMEB側が獲得することでエコーズ政府・MEB各国政府間で合意に至っていたが、エコーズ滅亡後の同条約の効力は不明な状況である。現在のところ、同条約については各政府とも言及していない。

[特集]シーズンタイトルの行方

今シーズンのこれまでの獲得シーズンポイント表を以下に示す。

順位島名420043004400450046004700480049005000510052005300合計
1st極北島1381742362401921982461801401541982222318
2nd聚慎島102901201301201201202242442402602362006

(太字はターン杯獲得時のOrdinary Round Point)

上の表を見て欲しい。現在のシーズンポイント首位は極北島であり、今シーズン2回のターン杯を獲得しT.5300時点で2318pts.を獲得している。一方で2位に付けているのが今回帝國化宣言を行った聚慎島で首位との差は312pts.とまだ大きく離れている。
現在首位の極北島は、シーズン序盤に2回のターン杯を獲得するなどで現在2位聚慎島との差を着実に広げてきた。この2島のポイント差が最も広がったのはT.4800で、622pts.の差があった。
しかし、その直後のT.4900から現在まで、聚慎島が5連続ターン杯を獲得し、その差を半分にまで縮める猛追を見せている。
怒涛の5連続ターン杯で首位を追い上げる聚慎島だが、極北島も2位を堅守し、さらに最近は各部門賞で着実にポイントを稼いでおり、ここ2戦では差はそれほど縮まっていないのが現実となっている。

s5_pointchart.gif

そうした状況のなか、ついに第5シーズン閉幕の時が明らかになった。
今シーズンの閉幕はT.5500、すなわちあと2戦となる。
残り2戦では両島のポイント差を逆転するのは厳しいと言わざるを得ない。事実T.5300のOrdinary Round Pointでは、聚慎島はわずか14pts.しか縮めることはできなかった。

しかし、この差を確実に逆転させる一つの方法が残されている。
それが帝國化である。

もし、聚慎島が帝國化に成功したならば帝國化のボーナスポイントとして一気に300pts.ものポイントが獲得できる。そして、現在ポイントランキング首位の極北島にはマイナス200pts.ものペナルティが課せられ、一気に500pts.の差を縮めることとなり、あっさり逆転してしまう。

上のグラフではT.5300現在までのシーズンポイントと、T.5400に聚慎島の帝國化が成功した場合のシーズン閉幕までのポイントの予測推移を表している。

帝國成立後は、帝國在位1ターンにつき1ptが与えられるため、シーズン閉幕のT.5500までにさらに100pts.のボーナスを獲得することが確実となり、聚慎島の帝國化の成功は同時に今シーズンの聚慎島のシーズンタイトル獲得が確実となることを意味するのである。

第二次エコーズ帝國化戦争終結を迎える[速報]

T.4776から始められた第二次エコーズ帝國化戦争は、N島の滅亡とエコーズact3島の降伏によってT.4800に終結を迎えた。エコーズの最後の帝國化は、まっくろ島と同様に成し遂げることなく夢と化したのである。
また、T.631より4200ターン近く続いたエコーズとN島による強大な軍事同盟も、ここに終焉を迎え、その結果ついに世界の覇権をM.E.B.が完全に掌握した。これはもちろん有史以来初めての出来事である。
戦闘の公式な終結に当たってはまもなく開かれる予定の講和会議において、M.E.B.とエコーズとの間で講和条約の調印によって成されることとなる。なお今戦争の人口被害は総計862万6100人と推定される。

第二次エコーズ帝國化戦争の戦端開かれる[速報]

T.4776、帝國化宣言を行ったエコーズact3島、それを支持するN島と、エコーズの帝國化に反対するM.E.B.の3島は交戦状態に突入した。

エコーズ、帝國化宣言

エコーズact3島がT.4706に帝國化宣言を行った。
帝國化宣言が出されるのはT.3700に同島が行ったもの以来1000ターンぶりで今シーズンでは初めてとなる。同島としては通算3回目の帝國化宣言であり、帝國化宣言としては、有史以来6回目となる。

ム〜同盟、帝國化支持を表明

先日より拡大を図っていたム〜さん同盟はエコーズの帝國化に関し、これを支持することを表明した。エコーズの同盟島であるN島は、エコーズの帝國化の障害になるものは、いかなる手段を講じてでも排除すると述べ、対立同盟であるM.E.B.同盟への牽制と見られる。

ム〜同盟による対M.E.B.外交加熱

前回のエコーズによる帝國化戦争以来、ム〜同盟は経済的覇権のみならず軍事的な覇権を完全に奪われた形で開幕となった今シーズンは序盤M.E.B.優位の様相を見せていたが、ぱられる島に対するテロや、資源安全保障の政策によって、中盤以降はム〜同盟も息を吹き返してきた形だ。
特に、国際連合に関しては総会議長国であるエコーズが、安全保障理事会を提唱し自らも常任理事国となることで、国連の決議に対する拒否権を付託させた。これにより、これまは総数でM.E.B.陣営が過半数を占めていた国連は、総会での決議においてM.E.B.による独裁が可能であったが、拒否権を行使することで、エコーズにとって不利となる案件を退ける権利を保有することとなった。また、その直後のタイミングで同盟島であるN島を常任理事国入りを発議、これに対してもM.E.B.は拒否権を行使することなく承認され。国連のイニシアチブをエコーズが完全に掌握しているように見える。
ム〜陣営はさらなる国連での影響力増大を画策しているが、M.E.B.はどうでるか今後の対応に注目される。

社説

エコーズの帝國化はなし得るか?

 本紙の勢力予想では、ム〜陣営がM.E.B.との全面戦争になった場合、帝國化に成功する確率は、10%にも満たないと判断する。これはBR3のデータを見ても、エコーズは3島を相手にしなければならず、N・エコーズは2島でもって3島を抑えるというのは不可能に近い。ゆえに、M.E.B.が帝國化を支持しない限り、エコーズの帝國化は相当厳しい状況だろう。
 だが、話は単に帝國化戦争に留まらないだろう。帝國制度が改正され、今回帝國化戦争が勃発したとしても、今回はバックアップによる修復はない。すなわち、戦争になるとすれば両陣営ともに多大なダメージを負うことが確定的なのである。さきの国連安全保障理事会で「陸地破壊弾」の使用を禁止する条約案が審議されていたが、M.E.B.側の反対により否決されている。したがってほぼ確実に両陣営の鉱山は陸地破壊弾によって全て破壊され、帝國化戦争後長期に渡って多大なる影響を及ぼす損害を被ることとなるだろう。
 エコーズの帝國化が戦争を引き起こせば、上位陣総崩れとなり、下位にとってはまたとないチャンスとも取れるが、上位陣にはたして本当にその覚悟はあるのか、極めて興味深いところである。

[速報]ヴェイリストル島が、ぱられる島に突発的武力行使

T.4371、ヴェイリストル島がぱられる島に対し、148発のBTミサイル攻撃を行った。
ぱられる島外務省は、即座にヴェイリストル島に対し説明を要求している。

ぱられる島は、この攻撃によって40万9400人の犠牲者を出し、814,000pts.のポイントを失い首位から3位に転落した。

琶邨島滅亡により戦争終結

金城島との戦争によって琶邨島は壊滅し、滅亡となった。
ずさんな外交姿勢が招いた最悪の結果であった。
今戦争に勝利した金城島は、戦勝権保障規定を適用し、琶邨島を300ターン占領したこととなり、41兆円以上の資金を初め、様々な財を獲得できた。
また、今戦争の勝利によって、金城島は大きく順位を上げる大成長を成し遂げたこととなった。

琶邨島降伏か

金城島との戦争において国土のほぼ全土を焦土化された琶邨島には、
もはや金城島の要求を受け入れ降伏するほかに生き残る道は残されていない模様。
既に金城からの攻撃は一時停止しており、琶邨島の対応に注目される。

今回の戦争は、T.4173に発生した琶邨島による誤射に端を発し、
この件に関し琶邨島が誠意ある対応を取らなかったことによるものだと考えられる。
なおその後、琶邨島は外交掲示板上で声明を発表するも、降伏・要求に関しては一切触れず、
相変わらずずさんな外交姿勢を貫いている。

金城島でクーデター発生

武装組織ソレスタルビーイングと名乗る組織は声明を発表し、金城島の全権を掌握したと述べた。
同組織のトップだと思われるマクドネル・ミラーは、声明の中でクーデターの原因はT.4173に発生した琶邨島による誤射の件で、真っ当な対応を取らなかった前政権にあるとしている。
また、前国家元首のポンコツ氏は、首相執務室内において"粛清"されたとの情報が入っている。

金城島と琶邨島による戦闘再開される[速報]

T.4173に琶邨島の奇襲攻撃により戦端が開かれた戦争は、
N島やエコーズact3島らが講和を呼びかけて、一時停戦状態となっていたが
両者による講和は結局成立しなかった。
そしてT.4239、金城島による攻撃が再開した。

これに関して、ラ・マジョルカ島総統官邸は、
「両島による外交的解決はもはや無理なようだ、
こうなれば決着をつける方法は武力しかないだろう。」
との見解を述べ、改めてこの戦争に関して中立を貫くことを強調した。

金城島でクーデターか[速報]

T.4239、金城島政府から

我々は武装組織ソレスタルビーイングである。この島は我々の管理下に置かれた。これよりこの島の行政はマクドネルが掌握す

という内容の声明が発表された。
金城島国内でクーデターが発生した可能性が濃厚であるが、まだ詳しいことは不明である。

また、戦闘が再開された琶邨島の通信欄には、ソレスタルビーイングと名乗る組織の名で、改めての宣戦布告が通達され、降伏条件の提示が行われた模様。
その内容は、1兆円の賠償金、及び保有する鉄鉱石の譲渡となっている。

金城島と琶邨島が戦争状態に

T.4173、琶邨島は金城島に宣戦布告のない奇襲攻撃を突如行い、翌ターンには金城島もこれに反撃を開始、両国は交戦状態になった。
この戦争に関し、N島が両国に停戦を求め、国際社会上での説明を求めたところ、琶邨島による攻撃はミスであったことを認め、事態は一応の収拾に向かっている。
とはいえ、両国間において講和条約の締結どころか外交交渉すら行われておらず、現在も交戦状態となっている。

覇権はM.E.B.の手に?

M.E.B.ム〜さん同盟の緊張状態は依然として続いている情勢ではあるが、
さきのエコーズ帝國化戦争での惨敗は、ム〜さん同盟による覇権を大きく失わせる結果となったのは明らかである。
既に軍事均衡は崩れ去っており、ム〜同盟にはM.E.B.陣営による帝國化を阻止する力はないと評価する専門家もいる。

一方でM.E.B.にもまったく懸念材料がないわけではない。
M.E.B.が大きく飛躍を遂げた第4シーズンもまもなく終焉となり、
世界はまた新たなシーズンを迎えることとなる。
その新シーズンを迎えるにあたっての重要な変化に「資源」という要素があり、
M.E.B.は資源の供給に対し、いかに対応するかが注目される。
おそらく、ム〜陣営側もM.E.B.の資源事情を考慮し、包括的な資源安全保障を展開することで、
経済的な側面で優位に立つべく政策を掲げるだろう。
これまで中立的立場が多かった後進国は、覇権国にとっての戦略上非常に重要な立場となるだろう。

国内

マジョルカ海軍は、最新鋭のイージスシステムを搭載した、
真黒級ミサイル駆逐艦(しんこくきゅうみさいるくちくかん)の配備を完了した。
この駆逐艦は、全国家への輸出が決まっており、多くの国家での配備が予定・実行されている。

ECIM発行


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Last-modified: 2009-08-01 (土) 01:14:14 (5388d)