正式名エーリック合衆国
建国T10137
国家元首カロベニス・ルーシャ合衆国大統領
政治体制大統領制

概要  

最大面積を誇り、人口のほとんどが居住するエーリック島(本島)、過去に首都であったことがあり、王国時代の宮殿など歴史的建造物が多く立ち並ぶアラン島、歴史的経緯から少数民族が共存して生活するロモハ・ラエリック諸島(別名:モーン島)の主な3諸島で構成される国家。

人口の8割はエーリック島に居住する。地震がよく起きることで知られ、第二次エーリック民族紛争の遠因となった「アラン地震」は人口の20%が死亡する大惨事となった。

主にトウガ民族が人口の9割を占めており、同民族の共通言語である「アイサ語」が事実上の公用語として使用されている。民族対立は合衆国建国後、政府の教育政策、少数民族がモーン島に移住することで一応の収束を見せている。

歴史

〜建国

この地方の民族対立は常に絶えなかったといわれ、今でも対立が無くなったわけではないとされる。トウガ族一族はアラン島全域を支配していたが、エーリック島方面から出没する海賊船の被害に苦しんでいた。トウガ族は根源を断ち切る為、島の自警団と漁師が協力しエーリック島に進軍、苦戦を強いられたが何とかトウガ軍が勝利を果たし、エーリック島を支配していた

経済

政治

伝統的に本島から政治指導者を輩出していたが、民主主義運動の高まりにより高度な地方自治体制、大統領制へと移行した。これは各国を歴訪し政治体制を研究したアーネスト・ディラー元エーリック大学名誉教授(現ハウネスム州知事)著「国家政治レポート」が源流とされる。同教授は、現体制を「私が最も理想とした政治体制である」と評している。

大統領を筆頭とする「連邦政府」と各島ごと(エーリック島のみ5州)に1州の「州政府」が並存し、連邦政府は州政府に国家貿易、司法、外交、軍事の一部以外の全ての権限を委任しており、一部の州は強力な陸軍部隊を保有している。但し、エーリック首都特別区、コロンハルス特別直轄市に関しては連邦政府が直接統治するものとされている。

一方で、非常時には連邦議会の同意の下、州知事を指揮監督、各州軍を国軍に編入、各州の行政権、立法権に介入するといった中央集権体制を敷くことが認められている。
各州には連邦国務局が設置されており、入国管理等国家が行うべきとなされている行政事務を担当している。

大統領を補佐する機関として、安全保障委員会と経済財政委員会が設けられており、この両委員会が主に意思決定に携わる。両委員会とも形式的な委員長は大統領と定められており、実際に指揮監督するのは委員長代行である。

連邦議会は上院(100議席)、下院(300議席)であり上院は各州議会推薦、連邦政府推薦、地域代表の三種から選ばれた者で構成される。両院とも解散は無く、任期は4年。原則、大統領選、州知事選と同時に執行される。下院は各州から小選挙区制により選出された者で構成される。両院は対等であるが、宣戦布告並びに貿易契約同意権に関しては必ずしも上院の同意を必要としない。(原則必要とするが一定の条件下で不必要になる)
現在、アーネスト・ディラー氏(非議員)が代表を務める「エーリック民政党」が両院の過半数を占め、オーマ・カルベス氏(下院議員)が党首を務める「エーリック民主同盟」が第二党を担う二大政党制。

尚、貴族・栄典制度は廃止されており、国家的表彰、特に政府が特定の個人、団体を表彰することは慣例上控えられている。


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Last-modified: 2012-10-30 (火) 14:57:36 (4203d)